10月5日。Macの電源がおかしくなり、パソコンを閉じた。
翌日、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなったことを知った。
生徒たちに、ジョブズが私に最後のお別れを伝えにきたのかもしれないと話すと、彼らは大笑いしていたけど、ジョブズの功績やMacの素晴らしさを話すと、すごく耳を傾けて聴いてくれた。
大学時代、初めてさわったパソコンはりんごのマークのMacintosh。
構造式を書くにはとても便利で、いろんなグラフをつくってもらい、論文を書いた。
就職試験のために、急いでWindowsに換えたけれど、その複雑さにてこずった時、初めてMacがどんなにシンプルだったか気づかされた。
あれから10年。
Macの良さはほとんど忘れかけていたけど、転勤を機に、再びMacへ換えた。
そのシンプルさと美しさは、10年の間にさらに磨きをかけていた。
まだ全然Macを使いこなせていないけれど、ジョブズの残したMacを私の生活の一部にできるように、大切に活用していきたいなと思う。
私の心に響いたジョブズのメッセージ。ここにとめておきたいと思います。
「もし、今日が人生最後の日だしたら、今日やろうとしていることは、私が本当にやりたいことだろうか?それに対する答えがNoの日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要がある。」
「未来に先回りして点と点を繋げてみることはできない。私たちにできることは、過去を振り返って繋げることだけなんだ。だからこそ、バラバラの点であっても、将来それが何らかの形で必ず繋がっていくと信じなくてはならない。
自分の運命、根性、人生、何でもいい、とにかく信じること。自分の歩んで行く道の途上で、点と点が必ず繋がっていくと信じることによって、たとえ皆の通る道から外れることになっても、自信をもって自分の心に従うことができる。」
「“Think different”
私たちの時間は限られている。
だから、他人の人生を生きて、時間を無駄にしてはいけない。ドグマにとらわれてはいけない。それは他人の思考の結果とともに生きることになるからだ。
他人の意見によって自分の内なる声がかき消されてしまわないようにしろ。そして一番大切なことは、自分の心や直感に素直に従う勇気を持つことだ。心や直感は、本当は何になりたいのか既に知っている。他のことはすべて二の次だ」
"Think Different"
社会にいると、「ルールを守ること」「周りへの配慮」を大事にすることは必要。
でも、限られた枠の中で、いかに自分らしさを表現できるかー、そこにロマンや美しさが生まれるんだろうなと思った。
"Think Different"
この言葉を胸に刻んで、仕事に向かってみようと思う。